ベランダ菜園の注意点とおすすめな野菜をご紹介

ミニトマト

ベランダ菜園の注意点を知っておこう

ベランダ菜園は、マンションのベランダのように、狭いスペースでも楽しめるものです。
でも、マンションというと、共同住宅になりますから、それなりの注意点があります。
注意点を挙げてみますので、参考になさってください。

マンションには、避難通路がありますので、そこには、プランター等を置かないようにしましょう。
避難通路に物を置くと、消防法にもふれてしまいますし、万が一の時に避難できなくなってしまっては大変ですから、この辺りは気を付けた方が良いです。

また、鉢やプランターをベランダから吊り下げないようにしてください。
万が一、落下してしまったら、危険です。

そして、水やりの際、水が階下に行かないように気を付けましょう。
階下の人に迷惑が掛かりますし、通行人に水が掛かってしまうということもあります。

薬剤散布も階下や通行人に迷惑が掛からないように気を付けなければいけません。
薬剤は危険ですから手袋とマスクをし、風のない日に撒く、ビニール袋に植物を入れて薬剤を散布するようにする等、工夫すると良いです。

また、有機肥料を使う場合は臭いに気を付けましょう。
有機肥料は、牛フン等が原料なので、安心ですし、植物が元気に育つという大きなメリットがあるのですが、臭いがひどいのです。
マンションですと、風が臭いを、ご近所に運んでしまい、迷惑を掛けますから、マンションでは無機肥料を使った方が良いかもしれません、

さらに、マンションの場合、高層階ということもあるでしょうから、強風が危険になります。
高層階でなくても、風には要注意ですから、柵に固定する、鉢底石を入れる等の対策をしましょう。
鉢植え等が階下に落ちてしまったら危険ですし、風でひっくり返って、ぐちゃぐちゃになるということもあります。
また、風に飛ばされて、植物がだめになる可能性もあるのです。

ベランダ菜園おすすめはミニトマト

ミニトマトは家庭菜園では人気ですし、学校で取り組む場合もあるのは、割と世話が楽だからでしょう。
小ぶりのサイズで、背丈が大きくならないので、家庭菜園向きです。
蒔きどきは、暖かい地方でしたら、2~5月、寒い地域は3~4月でになります。
カラーバリエーションも豊富ですから、楽しみながら、お世話しましょう。

シソもおすすめ

シソは育てやすい植物ですから、家庭菜園向きです。
ベランダ菜園初心者にも、向いています。
実は、シソは発芽率が高い植物なので、育てやすいです。
収穫できたら、そのまま、サラダや薬味にしても良いですし、天ぷらにしても美味しいもので、用途は様々ですから、楽しみは多いでしょう。

意外だけど、玉ねぎもおすすめ

家庭菜園で、玉ねぎって余り聞きませんが、意外に玉ねぎも人気です。
玉ねぎは、虫がつきにくいので、初心者にも育てやすい野菜になります。
ただし、収穫までには時間がかかりますので、焦らずに取り組みましょう。
水を与えすぎると、根が腐ってしまいますので、頻繁に水やりをしなくて大丈夫です。